Cricut™︎のカッティングマットどれを使えばいいの?

3 7月 2025 by Emi Namihira

「この素材、どのマットでカットすればいいの?」
「マットって色々あるけど違いは何?」
そんな疑問を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。

Cricutでは、使用する素材に合わせてマットを選ぶことで、カットの仕上がりグッと良くなります。
この記事ではCricut Maker 3™︎やCricut Explore 3™︎で使われる4種類のマットの特徴と使い分けを、わかりやすくご紹介します。

Cricutのカッティングマットは全部で4種類

それぞれのマットには、得意な素材があります。

  • Light Grip(ライトグリップ) マット – ブルー
  • Standard Grip(スタンダードグリップ)マット- グリーン
  • Strong Grip(ストロンググリップ)マット- パープル
  • Fabric Grip(ファブリックグリップ)マット- ピンク

さっそく、それぞれのマットの特徴を見ていきましょう。

Light Grip(ライトグリップ)マット

ブルーのLight Gripマットは、軽い素材をやさしくしっかり固定してくれるマットです。
カット後も素材を剥がしやすいので、紙や薄手の素材のカットに最適です。

おすすめ素材

  • コピー用紙
  • 折り紙
  • トレーシングペーパー
  • 薄手のシール用紙
  • 和紙(薄手)
  • ラッピングペーパー(薄紙系)
  • 色画用紙(薄手タイプ)

Standard Grip(スタンダードグリップ)マット

グリーンのStandard Gripマットは、最も汎用性の高いマットです。
中程度の厚みの素材に対応し、Cricutユーザーがもっともよく使うマットです。

おすすめ素材

  • コピー用紙(厚手タイプ)
  • ビニール(カッティングシート)
  • アイロンシート/アイロンオン(HTV/熱転写ビニール)
  • インクジェット用のフォト光沢紙
  • ラベルシール用紙
  • クラフト紙
  • 色画用紙(厚手タイプ)

・StrongGrip(ストロンググリップ)マット

パープルのStrongGripマットは、重い素材や厚手の素材に対応する強力粘着力が特徴です。
CricutMaker3のナイフブレードと組み合わせて、ハードな素材のカットにも対応します。

おすすめ素材

  • チップボード
  • 合皮
  • バルサ材
  • マグネットシート
  • ラメ入りの厚紙
  • フォームシート(スポンジシート)
  • プラスチックシート(アセテート•PETなど)

・FabricGrip (ファブリックグリップ)マット

ピンクのFabricGripマットは、布素材専用に開発されたマットです。
粘着力はやさしめですが、ロータリーブレードの圧に耐える丈夫な構造になっています。

おすすめ素材

  • コットン
  • ダブルガーゼ
  • リネン(麻)
  • フェルト
  • デニム
  • キャンパス生地
  • キルティング生地
FabricGrip Mat and Sewing Tools

〜Cricutマシンマットを長持ちさせるコツ〜

  • 透明フィルムを保管時に戻す。
    →ホコリや汚れからマットを守る大事なカバーです。
  • 専用ツールを使う。
    →スパチュラで作品を丁寧に取り外し、スクレーパーでカスを一気にお掃除しましょう。
  • サイズ違いがあると便利。
    →Cricutのマットは通常30.5㎝×30.5㎝と30.5㎝×61㎝の2サイズ展開です。
    プロジェクトに合わせえて使い分けてみてください。
  • 素材に合ったマットを使う。
    →間違ったマットを使うと、カット精度や仕上がりにも影響が出てくることも。
    正しいマット選びで、作品のクオリティもUPします。

マット選びで作品がもっと楽しくなる!

マット選びに少し慣れてくると、使える素材の幅がぐっと広がります。
画用紙×チップボード×フェルトなど、異素材の組み合わせに挑戦することで、作品の表現力もアップ。
複数のマットを使い分けることで、Cricutの可能性はどんどん広がっていきますよ。

もっと詳しく知りたい方、下のチートシートをチェックしてみてくださいね。
Cricut カッティングマット早見表